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【研修】今、災害が起こったときの避難所のリアル(コロナ対策PT)

コロナ対策PT勉強会(第二弾) 【今、災害が起こったときの避難所のリアル】

日時:6/7(ZOOM開催)

講師:あんどうりす先生






新型コロナ禍で災害が起こった時のさまざまな課題と対策について、アウトドア流防災ガイドのあんどうりす先生を講師に、オンライン勉強会を開催しました。日々の生活そのものが防災になるスキルを身につけられているあんどう先生から飛び出す知恵の数々は、目から鱗そのもので、日々の暮らしを防災と結び付けて考えることの大切さを学びました。

<特にやっておいたほうが良いこと>

①災害後のお金の問題を一覧表にしておく(火災保険や家のローン減免、行政情報など、たくさんありすぎてもらい損ねる人を防ぐ必要がある)

②避難所はもともと3密で、難民支援の基準以下である。避難所運営に女性の意見を取り入れるのは大前提。男女雑魚寝はあり得ない。

③首都圏は避難所が足りないため、コロナ禍では自宅を今まで以上に安全にするしかない。

④避難所では、水、ポリ袋は多めにもっておく。

⑤携帯トイレは常に持ち歩く

また、避難用持ち物としては、①携帯、②ホイッスル、③LEDライト、④マルチツール、⑤知恵のある自分 が特に役立つそうです。

議員としてできることの中には、区営住宅における転倒防止器具の設置を、クーラーの穴と同様に扱い、現状回復義務の免除を提案することなどを教えていただきました。災害時に、より多くの住民に自宅にとどまってもらうためには、家自体を安全にするための政策が必要であることも教えていただきました。

防災活動には「つながり」が大事だそうです。個人と個人のつながりが、地域のつながりになり、自治体のつながりへと広がっていくためには、一人一人の防災への意識を高め、日常生活において防災を意識し、できることから実践していく必要があると感じました。




【若手議員の会】の「コロナ対策プロジェクト」が行う、

『今、災害が起こった時の避難所のリアル』というテーマの勉強会に参加いたしました。

講師のあんどうりす先生は、阪神淡路大震災の被災経験とアウトドアでの知識を活かし、防災に関しての講演を全国で行われていらっしゃいます。

あんどう先生の話は、大変リアルで、且つ分かりやすく、災害を想定しやすいものでした。

データや表をただ並べるのではなく、専門用語を噛み砕いて、図に表すことで、どの年代の方々にも何が必要かを明確に伝えることができるものでした。特に、水害や子育て避難を伝えた漫画は素晴らしく、是非、広めていきたいと思いました。

災害から命を守るためには、各々が「自分を守る」行動をすることが大切です。そのために、それぞれが知識を持つことは、防災の第一歩だと改めて感じました。

また、防災対策を考える自治体として、何が必要かは「当事者に聞け」という、当たり前なことが、実は足りていない現状も見えてきました。ここは是非、次に備えるためにも早急に対応していきたいと思います。


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