11月13日に、児童虐待防止PTにて新宿にある児童相談所を視察致しましたので、ご報告となります。
藤條たかゆき・多摩市議会議員
11月13日、児童虐待防止PTにて新宿にある児童相談所に視察に伺わせて頂きました。
現在都内に10箇所ある児相の連絡調整機能も合わせ持つセンター的な役割も果たしています。
面前DV等含む「心理的虐待」など筆頭に相談対応件数が増えていますが、意外にも電話相談数は年々減少傾向にあります。
教育相談センターや少年センターホットラインも同じ場所に設置をしており、かけ直しをさせないで済むように、ワンストップで対応するなどの体制を組まれていました。
やはり、相談者が電話を掛けるのは、相当な勇気がいると思います。
その一本の電話を、小さな糸を切らないように丁寧に対応されている姿勢が伝わってきました。
性被害での聴き取り等は、専門医が別室で丁寧に行い、記憶が上書きされないよう慎重に行なっているそうです。
一時保護児童の学習補助については、いまは基礎的なカリキュラムしかなく児童それぞれに適した学習プログラムは提供できていないとのことでした
今後、一人一台のタブレットもこれから導入されていきますので、一時保護所においても個別最適化されたタブレット学習の導入を進めて頂き、保護期間に学習が著しく遅れることのないような環境整備をお願いしたいと思います。
子ども達の書いた絵も壁に飾ってあり、明るい雰囲気の絵が多かったのがホッとしました。
本視察をご調整頂いた内山真吾都議をはじめ
11月の忙しい時期での視察を受け入れて頂いた職員の皆さまに改めて感謝申し上げます。有難うございました。
かじがや優香・中央区議会議員
今回は、新宿にある児童相談センターへ視察へ伺いました。
施設の概要説明のあとに、各フロアをまわり、実際に目で見て学んできました。
心の傷をおった子どもたちのケアに対する施設の工夫、職員の方々の不安を感じる時など、想像だけでは計り知れないことも学ぶことができました。
多くの先輩議員さんたちと一緒の視察だったので、過去に視察経験のある議員からは、その後、改善された場所などの話を聞くこともできましたし、タブレット学習など、具体的なこれからの課題も共有することができました。
一時保護所の見学では、実際に子どもたちに会う機会もあり、笑顔で挨拶をしてくれた子どもたちの顔が忘れられません。私の息子は3歳ですが、同じくらいの子どもたちもいて胸が締めつけられる思いでした。いろんな事情があるにせよ、こどもたちの笑顔を、見られたことにホッとしています。
すべての子どもたちが愛を感じて育って欲しいと願っています。 今回、貴重な視察の機会をいただきました。 事務局の皆さま、そして職員の皆さま、本当にありがとうございました。
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