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【特別インタビュー】当会OBの鈴木けんぽう渋谷区議が第15回マニフェスト大賞で優秀政策提言賞を受賞されました!

当会OBの鈴木けんぽう・渋谷区議会議員が第15回マニフェスト大賞で優秀政策提言賞を受賞されましたので、特別インタビューをお届け致します! ◆受賞内容 2007年より感染症対策を推進し、各予防接種助成、接種しやすい体制づくり、啓発強化、感染経路対策(=非接触型社会への転換)、各種計画に感染症対策視点の反映、等の成果を得たほか、差別対策、学級閉鎖と教育の両立、予防接種忌避家庭の支援、についても踏み込んだ提言を行ってきた。コロナ対策もこの延長として推進。


 

①受賞した感想を教えてください。 とても感激しました。感染症対策はパンデミックの時だけやればいいのではなく、地道で多角的な取り組みが必要なんだという主張が評価されたことをうれしく思います。 また、今までグループの受賞は何回かありますが初めて個人名での受賞となりました。その意味でもうれしいですね。 ②2007年より感染症対策を推進してきたとのことですが、きっかけは何ですか 子どもが生まれたことです。当時は他国と比べてワクチン行政が20年近く遅れているといわれており、その「ワクチンギャップ」に危機感を覚えたのがきっかけですね。 ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチン、みずぼうそう、おたふくかぜ、ロタワクチン、B型肝炎ワクチンなど主にこども向けのワクチンについて助成や啓発を働き掛け、そのほとんどで国にさきがけた助成を実現することができました。


③コロナの感染拡大により休校となった際、どのような自治体への提言をしましたか。(学校に絞って聞かせてください)


幸い渋谷区は全児童生徒先生にたいしてタブレットを配布しておりました。これを利用して交流と学びを止めないための取り組みを求めてきました。 取り組みは学校にゆだねられていたので、各学校の取り組みを一覧表にして教育委員会や先生に提供するなどし、特に優れた取り組みについて各校で追随するように働きかけておりました。 プライベートでは2019年度はPTAの副会長、2020年度はPTA会長でしたので、デジタル化に大きく舵を切る、保護者の不安や不満を集約して学校に届けるなどの取り組みを行ないました。特に新入生の保護者は不安が大きく、早期対応したことで安心してもらえたと思います。ここでの経験を踏まえ、在宅学習ができない子の対応などの提言に取り入れました。


④これから非接触型社会へ転換するために、自治体がどのような点に力を入れるべきと考えますか。


自治体のつくる諸計画につねに非接触型社会への転換というテーマを書き込むことが必須だと思っています。というのも、日本人は「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ところがあり、2年後くらいには元に戻ってしまいがちだからです。あらゆる計画に書き込んでおけば忘れられることはありませんし、それはディティールに活きてきます。

次に、事業者としての自治体そのものがスタイルを見直し、意思決定や交流・交渉を非接触型に転換していくことです。巨大な事業者である自治体が率先して非接触型にしていくことは、事業者や住民生活を徐々に非接触型に変えていくことにつながると思っています。 この際大事なのは失敗を恐れないこと。議会も失敗をあげつらうのではなく、失敗を活かしていく知恵を出せるようになっていかなくてはなりませんね。

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